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[レビュー] [-_-;]氏開発のXPE+のパブリックベータ版が公開

2009年4月1日 14時48分47秒

「みかん箱」管理人の[-_-;](みかん)氏は31日、自身が開発していたXOPS用ポイントエディタ「XPE+」のパブリックベータ版を公開した。XPE+は先月ごろからクローズドベータ版によるテストが行われていたが、一般に公開されたのは初めて。当サイトでは早速レビューを行った。

基本画面

XPE+の基本画面

XPE+の基本画面

XPE+の基本画面はXOPS TOOLSの「POINT EDITOR」のそれを踏襲しており、「POINT EDITOR」を使ったことのあるユーザならばすぐに理解できるようなインターフェースになっている。

「POINT EDITOR」はすべてのメニューが右側に表示されており、ややごちゃごちゃした感じがあったが、XPE+ではポイントの編集に必要なボタンのみが右端に残り、他のファイルの読み込みやオプションなどは画面上部のメニューへと移動し、非常にすっきりとしている。

その空いたスペースには新たにポイントリストが設けられており、配置されているすべてのポイントが一覧表示されるようになっている。

CAD画面 (左側のマップが表示されている画面) は「POINT EDITOR」では「VIEW」モードにしないとマウスで操作できなかったが、XPE+ではいつでも自由に操作可能。さらに、CAD画面の3Dビューにはマップだけでなく配置した人や武器も簡易表示することができ、どこに人が何人いて、どこに何丁銃が置いてあるのか、一目瞭然だ。

データの読み込み・保存

「RELIC_CAP」を読み込んだところ

「RELIC_CAP」を読み込んだところ

ポイントエディタとして必要な「ポイントデータの読み込み・保存、およびブロックデータの読み込み」は問題なくでき、また、ブロックデータのテクスチャに含まれるアルファチャンネル等も問題なく表示できた。ただし、テクスチャ番号を利用した完全透明ブロックはXPE+上では真っ白のブロックとして表示される (これは「POINT EDITOR」と同じ動作だ)。

ポイントの編集

重なったポイントを簡単に選択できる

重なったポイントを簡単に選択できる

ポイントエディタとして当然不可欠であるポイントの編集機能はもちろん「POINT EDITOR」以上であり、例えば「POINT EDITOR」では完全に重なったポイントのうち一つだけを選択するのは困難だったが、XPE+なら選択時にポップアップメニューが出現し、目的のポイントだけを素早く選択できるなど、工夫が凝らされている。

作成支援機能

「POINT EDITOR」にはなかった新機能として、各種作成支援機能が挙げられる。現在のXPE+には「ミッション作成ウィザード」、「ポイントチェック」、「イベントビューア」機能が搭載されている。

ミッション作成ウィザード

ミッション作成ウィザード

ミッション作成ウィザード

ミッション作成ウィザードはその名の通り、ミッション作成に最低限必要なポイントを自動生成してくれる機能だ。ウィザードの指示に従っていくだけで、シングルプレイヤー用の通常ミッション (EXT) とマップのテスト用ミッション、さらにXOPS ONLINE用のミッションの作成が可能だ。

もちろん凝ったミッションには手作業による作成が不可欠だが、とりあえずミッションが作ってみたい初心者や、作成のミスが発生しやすいオンライン用ミッションを作成するときなどに重宝するだろう。

ポイントチェック

ポイントチェック機能

ポイントチェック機能

ポイントチェック機能は現在のポイントデータの中を検査し、「主人公が正しく配置されていない」、「孤立したイベントがある」といった問題点を検出、報告してくれる機能だ。もちろんこのチェックを通ったからといってXOPSで間違いなく動作するとは限らないが、イージーミスを減らすのに役立つだろう。

イベントビューア

イベントビューア

イベントビューア

イベントビューア機能は、イベントチェーンを視覚的に表示、簡単に把握できるようにしてくれる機能だ。もちろんCAD表示上でもイベントチェーンは線で結ばれているが、はっきり言って分かりづらく、どのイベントがどのイベントに繋がっているのかが分かりづらかった。

しかしイベントビューアを使えば現在のイベントの接続状況が一目で分かり、今までF11を押してイベントチェーン上のポイント一つ一つを確認してきた人からすれば壮観だ。ただしこの画面上から編集することはできないので、あくまで「ビューア」である。

その他の機能

  • 使用されていない認識番号をリスト化して表示する機能
  • 画面上の距離を実際の距離に簡易換算する機能
  • ファイルの「名前を付けて保存」、「上書き保存」する機能
  • CAD画面の配色をカスタマイズする機能
  • ポイントの説明文を作成したいミッションによって切り替えられるプロファイル機能

なお、このほかにも細かい機能・改善点が多数ある。

欠点

XPE+には唯一ともいえる欠点がある。それはソフトの「重さ」だ。正確に計測したわけではないのではっきりとはしないが、今回レビューに使用したパソコンではXOPSやXOPS TOOLSは快適に動作したものの、XPE+は全体的にもっさりとしている。「POINT EDITOR」に比べて明らかに動作が遅く、それは特にCAD画面の操作で顕著だ。

この点は今後の最適化に期待だろう。

総評

評価: 非常に使いやすい、唯一の欠点は「重さ」か

ざっとXPE+をレビューしたが、XPE+は非常に使いやすい、まさに皆に求められていたポイントエディタである。唯一の欠点である重さを改善できれば、間違い無くミッション作成の新たなスタンダードになるだろう。XPE+はベータ版のためバグがある可能性もあり、また重いという問題点もあるが、それを補う多機能性・操作性は見逃せない。ミッション作者はぜひ試用してみるべきだろう。

参照URI: http://mikan.the-ninja.jp/

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